これは何? ~朴島から全国へ~
これは、いったいなんでしょう?
ホタテ貝??
ここは、浦戸諸島の朴島。
塩釜港から市営汽船で約50分の終点です。
朴島は浦戸諸島で一番小さな有人島で、
面積は0.15平方キロメートル
東京ドームでいうと3個分・・??
なんか、わかりにくくなりましたが、
約30人の人が住んでいる穏やかな島です。
朴島の岸壁では、先ほどのホタテの貝殻が
山積みになっている光景がよく見られます。
浦戸ってホタテが捕れたっけ?
と思う人もいると思います。
そうです、浦戸ではホタテは捕れません。
このホタテの貝殻は写真のように海中に吊るされます。
そうすると、海中に浮遊する牡蠣の幼生が
貝殻(原盤)にくっつきます。
そして、たくさんの稚貝(種牡蠣)がついた原盤を
引き上げて、広島や岩手、長崎など全国の牡蠣の産地に
送られ、各地の海でおいしい牡蠣が育てられます。
そうです、広島産などの牡蠣は浦戸出身もいるのです。
かなり昔には、フランスまで輸出されていたとか・・
遠いフランスで食されている牡蠣も
浦戸の牡蠣のDNAが受け継がれているかもしれませんね!
朴島周辺ではこうした種牡蠣養殖の光景が見られます。
もっと知りたい牡蠣好きのあなたにはこちら!↓
塩竈市HP
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